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まちなか新年会「もっと幕開けたい!2026」実施レポート

2026年のはじまりに開催された「まちなか新年会『もっと幕開けたい!2026』」は、つくばのまちなかに関わる人たちが集い、新しい一年のスタートを共に祝う“新しいカタチの新年会”として企画されました。 

同じまちに暮らしながら、普段は交わることの少ない人同士が、体験や対話を通して出会い、共感し、応援し合うこと。その積み重ねが、まちとの関わり方や日常の見え方を少しずつひらいていく。そんな思いを込めて、「もっと幕開けたい!」を合言葉に、一日を通した複数のプログラムを実施しました。 

文化体験、ものづくり、実験、語り合い、食。 それぞれの入口は違っていても、どの場面にも共通していたのは、「このまちで生きる“わたしたち”」を感じる時間だったように思います。

“心をととのえる”はじめの茶会 

新年のはじまりを告げる最初のプログラムは、茶道体験から。 所作や呼吸に意識を向けながら、お茶を点て、いただく時間は、自然と場の空気を静かに整えていきました。

「新年会」という言葉から想像する賑やかさとは少し違う、静かで凛とした時間が、プログラムの“幕開け”として、確かに場に残りました。

もちつき体験 

子どもから大人までが集まり、掛け声をかけ合いながら行われたもちつき体験。 初めて杵を持つ子どもたちは、少し緊張した表情で一歩前へ。杵を持つ子どもたちの真剣な表情や、周囲から自然と起こる応援の声が印象的でした。周囲の大人たちの声に背中を押されながら挑戦する姿が、場を和ませていました。

もちつき体験は、単なる催しではなく、新年のはじまりをみんなで確かめ合う時間でもありました。 年齢や立場を越えて同じ体験を分かち合うことで、自然とあたたかな空気に包まれていました。

陶芸体験「土で新年に小さな置物をつくろう」 

土に触れながら、自分だけの小さな置物をつくる陶芸体験。 新年の抱負やイメージを形にするように、参加者それぞれが黙々と、時に会話を交わしながら制作に取り組みました。 完成した作品は後日焼成されますが、「待つ時間」もまた、新年の余韻になりそうです。

野生の菌をゲット/実験ワークショップ

co-en周辺をフィールドに、目に見えない“菌”を探す実験体験。 「ここにはどんな菌がいそう?」と想像しながらスタンプ培地で採取することで、普段何気なく通り過ぎているまちなかが、研究対象として立ち上がってきます。 まちと生きものとのつながりを、遊びと学びの間にある感覚で体験する時間となりました。

※ どんな菌が採取できたのか、結果は「TanKen Instagram」よりご覧いただけます。
TanKen Instagram

Weで語るまちなかの幕開け(ピッチトーク・交流会 

まちなかに関わる人たちが、それぞれの活動や思いを語るピッチトーク。 個人の経験や挑戦が共有されることで、「つくばのまち」が一人ひとりの視点から立体的に浮かび上がりました。 

※ 当日のより詳しいレポートは、以下のリンクよりご覧いただけます。
【開催レポート】Weで語るまちなかの幕開け

後半の交流会では、肩書きや立場を越えた対話が自然に生まれ、 「また話したい」「一緒に何かできそう」という声があちこちから聞こえてきました。 

まちなか神社・シェアキッチン菓子販売 

co-enの通路に現れた“まちなか神社”には、新年の抱負や願いが書かれた絵馬がずらり。 通りがかりに立ち止まり、自分の一年を言葉にする姿が印象的でした。

通路に並ぶ菓子を囲んで、立ち止まり、会話が生まれる風景が、会場にほどよいにぎわいをもたらしていました。

 

「もっと幕開けたい!2026」は、一日限りのイベントでありながら、 参加者それぞれの中に、小さな“動きのはじまり”を残してくれたように感じます。人と出会い、話し、手を動かし、味わい、考える。 その積み重ねが、まちとの距離を少し縮め、日常に新しい視点をもたらしていく。
この新年会が、2026年のつくばのまちなかに広がっていく、 ささやかで確かな幕開けのひとつとなることを、つくばまちなかデザイン一同、願っています。