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日本有数の研究機関が一堂に集結!ー『科学技術週間PRE EVENT』イベントレポート

つくば市は、日本有数の研究機関や大学が集まる日本最大の研究学園都市。

つくばの各研究機関では科学技術週間にあわせ一般公開が行われていますが、市内に拠点が点在しており、すべての研究機関を回ることは難しいです。そこで今回、13もの研究機関がつくばセンターに集まり、一度にたくさんの研究者から科学を学びました。

初めての試みでしたが、研究機関がたくさん集まる、なんともつくばらしい日となりました!

季節外れの暑さの中、広場は大盛況

つくばセンター広場では各研究機関の技術に触れる貴重な体験をすることができました。

大人気だった化石・鉱物の発掘体験。講師自ら発掘してきた岩石を割り、化石を取り出しています。

高エネルギー加速器研究機構(KEK)からは、加速器のためになくてはならない「真空をつくる技術」について。視覚から学ぶことができました! 

こちらは産業技術総合研究所(産総研)のブース。偏光板と紙コップ、セロファンテープを使い、不思議な万華鏡をつくりました! 

聴覚・視覚障害者のための大学、筑波技術大学のブースでは体を使った体験をリハビリなどで用いられるレッドコード体験の様子です! 

そのほかにもJAXA筑波宇宙センターのロケットや筑波実験植物園からもってきた植物、国際農林水産業研究センターによる気候変動の話まで、つくばでは幅広い研究が行われていることを実感しました。

一方、co-en施設内では… 

最先端の成果を研究機関メンバーが紹介するトークセッションを開催しました。当初2時間を予定していましたが、大いに盛り上がり3時間のライブ配信に! KEK(高エネルギー加速器研究機構)やNIMS(物質・材料研究機構)などのつくばでなければ一堂に集まることのないゲストによる貴重なトークセッションとなりました。

ライブ配信を「とても良かった」と回答した割合は驚きの97.7%と、豪華ランナーによるピッチリレーは大好評でした。アーカイブ配信もぜひご覧ください 

初の試みとなった研究機関が集まったイベント 

ご協力いただいた研究機関の皆さんより、「研究機関同士、市民も含めて一堂に会する機会は大変貴重だった」「研究に興味をもってもらえるきっかけとなった」「サイエンスシティの一体感を生むことに繋がるのでは」などの感想をいただきました。 

これからも私たちco-enつくばで活躍する方々のハブとなり、市民や科学者のみなさんとともに「科学のまち・つくば」を盛りあげいきます