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イベント

かはく・おとなのサイエンスカフェ ー異分野コラボで極限環境における地質と植物のつながりにせまる

おいしい科学、つまみませんか。

国立科学博物館(科博)は、1877(明治10)年に創立された博物館です。その使命の一つに、地球や生命の歴史、人類の歩みである科学技術の歴史に関する調査や研究があります。

今回の「サイエンスカフェ」は、分野横断的なテーマについて研究を行う、総合研究「極限環境の科学」についてです。登壇者のお二人が一緒に調査した、グリーンランド、北アルプス、ブータンの地質と植物の関わりについて話題を提供します。

フィールドサイエンスの世界をおつまみに、おいしいドリンクを楽しみませんか。

みなさん、極限環境と聞いて思い浮かぶのは、どんな場所でしょうか?

極地や高山は、寒冷で乾燥していて紫外線も強いなど、植物がとても生育しづらい極限環境です。そのような環境はプレート運動やマグマ活動などの地学現象によってできています。現在、科博ではこのような極限環境に生きる植物と地質とのつながりを解き明かすために、植物と地質の研究者が一緒に調査研究を行っています。極地や高山での調査の話や、研究によってわかってきたことを分かりやすく解説します。

開催概要

日にち:2024年12月6日(金)
会 場:Co-en(コーエン)つくばセンタービル1F
住 所:茨城県つくば市吾妻1-10-1
時 間:①17:00~17:30 研究者と話そう(鉱物・植物の標本展示)※参加自由
②18:00~19:30 大人のサイエンスカフェ ※事前予約必要
対 象:①高校生まで推奨
②18歳以上推奨
人 数:①どなたでも
②30名
参加料:①無料
②大人1,000円 / 学生の方・20歳未満の方 500円
※ワンドリンク付
※参加料は当日現金にて受付で徴収いたします

参加申込

Googleフォームはこちら
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScsBurUC8Yg0Kz3eK1xly0YiqIYJXwVVRXkMzIIzeYqR1q1pA/viewform

Peatixはこちら
https://peatix.com/event/4180555/view

登壇者


谷 健一郎(たに けんいちろう)
地学研究部・研究主幹
専門は岩石学・年代学・海洋地質学。我々が暮らしている陸地を作ったマグマがいつ・どのようにして発生するのかを明らかにするために、主に深海底の調査を行っている。趣味は登山。仕事でも山に登りたくて地質学を専攻したのに、なぜか深海がフィールドになっているのが、人生最大のジレンマ。

村井 良徳 (むらい よしのり)
植物研究部・研究主幹(兼 筑波実験植物園・研究員)
高山植物などの多種多様な植物について、それらが作る化学成分の多様性や機能、環境適応機構などを研究。また植物園では、生態区の管理をしながら、高山植物やクレマチス園公開、早春の植物、青いキクなどの様々な企画展も担当

ご案内

※事前予約の参加者は先着順となります。
※当日の様子はレポート記事制作のため撮影させていただきます。
※お申し込み締切、プログラムの一部内容は予告なく実施する可能性があります。

交通アクセス

co-en(コーエン)
住 所:茨城県つくば市吾妻1-10-1 つくばセンタービル1F
MAP:https://co-en.space/access/

[電車で]
つくばエクスプレス秋葉原駅から最速45分
つくば駅A3出口から徒歩3分

[車で]
常磐自動車道桜土浦I Cから10分
圏央道つくば中央I Cから10分
※co-en専用の駐車場はありません。
※つくばセンタービル駐車場は1時間まで無料ですが数に限りがございますので、周辺の有料駐車場も併せてご利用ください。